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“Ovrvision Pro” Development 2nd Report on September 2015

2015/9/30 Release

この度は、Ovrvisionをご支援いただきまして誠に有難うございます。
2015年11月中の製品出荷に向けて開発を行っている「Ovrvision Pro」の2015年9月第2回目開発レポートです。

現状のスケジュール報告をさせていただきます。
現在、2週間程の遅れでカメラ基板製造フェーズ(量産)まで進んでおります。遅延理由は、カメラチップの供給不足による部品変更及び、その影響でレンズ/レンズホルダーの設計変更があったためです。申し訳ございませんが、臨時で10月中旬に出荷予定日を含めた再度報告レポートを設けさせていただきたいと思います。

ホームページ:http://ovrvision.com/
Proホームページ:http://ovrvision.com/order-ovrpro/

確認している製品の性能は下記の通りです。
また、Indiegogo公開より設計の変更した内容赤字で記載しております。

■ 製品性能表 ■

1.外観
初期の構想では、 アーティスティックなデザインとしておりましたが、Oculus Rift DK2のトラッカー用LEDが隠れてしまうことや重量を少しでも軽くするほうが良いと考え、従来のシンプルなデザインとなり当初80gを想定していた重さが60gになりました。また、様々なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に装着できるようカスタム取り換え可能なカバー設計にしました。

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・基板デザイン
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2.インターフェイス
最新のUSB規格「USB3.0(Super Speed)」を搭載し、5Gbps(500MB/s)の転送速度を誇ります。付属するUSB3.0ケーブルは、高品質なELECOM社を採用しています。

3.解像度 / フレームレート / 機能
USB3.0接続時のみ、UVC準拠にて下記6つのモードを対応します。データ形式は「16bit(上位8bit:左目 下位8bit:右目)Raw Bayer」で転送されます。
・2560 x 1920 @ 15fps X 2
・1920 x 1080 @ 30fps X 2
・1280 x 960 @ 45fps X 2
・1280 x 800 @ 60fps X 2 (VR Mode)
・ 640 x 480 @ 90fps X 2
・ 320 x 240 @ 120fps X 2
またダイナミックレンジは、WDR(ワイドダイナミックレンジ)に対応し69dBとなっており、カメラ撮影感度が1300mV(lux-sec)となっております。
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対応するカメラコントロール機能(UVC準拠)
・Exposure Time(自動モード有)(Absolute)
・Roll(Absolute)
・Brightness
・Contrast
・Hue(自動モード有)
・Saturation
・Gamma
・White Balance Temperature(自動モード有)
・White Balance Component(自動モード有)
・Backlight Compensation
・Gain
・Power Line Frequency(50Hz,60Hz)

4.レンズ
「EFL2.5 F/1.8」の広角レンズ採用しました。最大時で画角は「水平115° 垂直100°」となりました。更にレンズをネジで固定が可能な高級メタルレンズホルダーを採用し、下記画像のような固定ができます。
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5.レイテンシー(遅延)
USB3.0の広帯域通信とRawデータでの転送により、OvrvisionProのカメラとパソコン間の転送遅延は低遅延の「50ms前後」をマークしております。※ただし、パソコンの帯域性能によっては遅くなる可能性があります。

6.両眼画像同期
FPGAもしくはASICで両眼同期の実装する予定でしたが、カメラチップの機能として提供されUSBコントローラ内部のCPUファームウェアにて実現しているので更なる低遅延、省電力に貢献することができました。
今回、FPGAの搭載が無くなることで、低遅延を実現、またUSBバスパワーのみで動作可能になり、ACアダプタなどの別電源も必要なくなりました。

7.カスタム可能なMPU / 汎用インターフェイス(GPIO)
OvrvisionProに搭載されるUSBのMPUファームウェア及びハードウェア仕様はオープンソースにて公開されるため、OvrvisionProをユーザーが独自でカスタムが出来るようになります。基板にはGPIOインターフェイスが設けられ、LEDとの同期や動画撮影のタイミングなどを電子制御レベルでコントロールすることが可能になります。
Ovrvision1と違って、搭載されるEEPROMにはユーザー設定を保存する領域があり、歪み補正などの設定を記録することができます。

8.SDK:画像 / 描画処理
OvrvisionProから入力された画像を2CH分割及びベイヤーからRGB変換を行い、歪み補正処理までをするプログラムはGPUプログラムで用意(OpenCL実装)。今までCPU処理だったために描画まで80ms以上要していましたがGPU処理に変更することで解像度が増えても全体で60ms以内にまで短縮が可能になりました。これで酔い等の軽減につながると考えられます。
※ただし、GPU性能などによって数値は左右します。

9.SDK:機能(AR / Hand Tracking / Chroma-key)
AR(Augmented Reality)の機能は、ArUcoARフレームワークを利用したマーカーAR機能を標準装備し、すぐにOvrvisionProで利用できます。Hand Trackingの機能は、肌色抽出による手の認識、指トラッカーによるトラッキングを提供する予定です。3Dモデルなどを直感的に触れ操作することが可能になります。さらに色抽出技術を用いてグリーンバックやブルーバックを使い映画のような3D合成を可能にします。※一部の機能は順次公開予定
ArUcoAR : http://www.uco.es/investiga/grupos/ava/node/26
Indiegogo : https://www.indiegogo.com/projects/ovrvision-pro-usb3-0-vr-stereo-camera

基本的に無料で利用できる開発環境でSDKを対応する予定です。
Windows : VisualStudio 2013, 2015
Mac OSX : Xcode 7
Linux : GNU Compiler collection
GameEngine(All OS) : Unity5, UnrealEngine4

■ 購入に関して ■

2015年7月初旬より「$415.00 USD(49800円)」で販売しております。
11月末の出荷に対応する注文は10月中旬のレポートまでで、現在OvrvisionProページにてご購入できます。
購入ページ:http://ovrvision.com/buy
また、企業・大学様向けに見積・請求書の発行、銀行振込も対応しておりますので、その際はお問い合わせくださいませ。
※出荷日時については10月中旬レポートで発表致します。

連絡先:info@ovrvision.com
TEL:06-6585-3310 担当:亀卦川(キケガワ)



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